2008年05月27日

犬も目に入ると痛い?-■Q&A

●ペットシャンプー全般について

Q:犬にも弱酸性のほうがよいと聞きましたが?










A:石けんは弱アルカリ性のため、目に入るとたいへんしみて痛いです。
もちろん、わたしたちが痛いということは、犬も同じように痛いはずです。犬はそれを言葉で言うことができませんので、飼い主が察してあげることが大切ですね。

ペットシャンプーの中には、目に入っても痛くないと宣伝しているものもあり、その液性は中性です。しかし考えてみてください。中性洗剤という言葉があります。
合成界面活性剤による洗剤は、高級アルコールを硫酸化したもの(酸性)に苛性ソーダや苛性カリ(アルカリ性)を反応させるので、中和して中性の性質を示すことから、そう呼ばれるようになりました。合成界面活性剤が犬の体にもたらす一番の問題点は、強い浸透性とタンパク変性作用です。この作用によって界面活性剤が細胞間に浸透し、タンパク質でできた細胞に結合して、皮膚の機能を破壊します。
ペットシャンプーによく使用されるラウリル硫酸Naやラウレス硫酸Naには、強いタンパク変性作用があり、皮膚細胞だけでなく眼球細胞にも同様に作用します。
資料として、医学博士坂下栄先生の著書『合成洗剤恐怖の生体実験』(メタモル出版)に、メダカの仲間タップミノーで行った眼球表面の実験写真が載っていますので、機会がありましたらご覧になってみてください。
以上のことからわかるのは、目にしみないシャンプーは知らないうちに目の細胞を侵している可能性が大きいということ。せっけんは目に入ると痛いですが、細胞間に浸透したり、タンパク質に結合したりする性質はありません。
しかし、目に入らないよう注意して洗ってあげる必要があり、けっこう気を遣うことも事実です。

安全性に不安があっても目にしみなくて洗うのが楽な合成シャンプー、目に入ると痛いので洗うのに気を遣うけどワンコの体に安全なせっけん、みなさんならどちらを選びますか?


里見












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